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2007年02月26日
ある老夫婦との出会い。
祖母の四十九日の法要のため、いつもの最終便で東京へ。
機内はかなり混雑していて、完全に満席の状態。いつもなら窓側が指定席なのだけど、この日は3列席の通路側に。
飛行機はほぼ定刻に出発し、上空で飲み物のサービスが終わったころ、となりに座っている初老の男性が読み終えた新聞を指差して、「新聞、お借りしてもよいですか?」とその男性に声をかけた。そうしたら「どうぞ」との返事に続けて、「東京へいかれるのですか?」と聞かれたので、「はい、そうです。」と答えた。
そして、男性からのこの質問が、長い会話の始まりだった。「なにをしに行かれるのですか?出張??」
隠してもしょうがないので、素直に祖母の四十九日だと告げた。その後、逆に東京へ行く理由を聞いてみると、お孫さんたちに会いに行くところだそうだ。年に何回も飛行機に乗って行くそうだが、今回は1ヶ月の長期滞在らしい。男性のとなりには奥様が座っていて、どこかしらウキウキしているような感じに見えるのは、それが理由なのかと思い、自分の祖母もきっとそうだったのかと思った。
さらに、話は仕事の方面へ。驚いたのは、この男性、なんと神戸空港を造るのが仕事だったそうだ。現場を取り仕切り、工事の進捗を管理する仕事で、神戸港の沖合いにブイを浮かべてから4年半ほど従事したそうだ。歴史に残り、地図に残る仕事を残したこの男性のことを、きっとお孫さんは「神戸空港をつくったおじいちゃん」と自慢げに話しているに違いない。
そんな話をしながら、自分はあと40年でなにが残せるのだろうと考えた。この男性のような人生は、すばらしいものだと思う。
羽田に着いて、飛行機を降りながら、「また、この便で会いましょう」と挨拶。男性も「ぜひ、また会いましょう」と返してくれた。
飛行機は、いろいろな思いを運んでいる、特別な乗り物だと思った。
投稿者 Matthew : 2007年02月26日 00:19
コメント
不思議な出会いね!!
片や祖母の安寧を祈りに行く孫。片や孫に会いに行く老夫婦。
「また、この便で会いましょう」粋なご挨拶☆
私は、修一郎は何かを残せる人だと確信しているよ。
この歳でそんな粋なご挨拶できるなんて・・・イイ男(笑)
投稿者 渚 : 2007年03月01日 12:57
おー不思議な出会いだった。
今もまた東京へ出張中です。
いい男までは、まだまだ時間がかかりそう。。。。
投稿者 Matthew : 2007年03月07日 00:05